全プログラム8月15日まで配信中

尾竹永子ソロプロジェクト「A Body in Places」

尾竹永子 『福島を運ぶ』+『福島に行く』

尾竹永子『福島を運ぶ』東京文化会館と周辺

Photo by Tatsuhiko Nakagawa

尾竹永子『福島を運ぶ』旧博物館動物園駅

Photo by Tatsuhiko Nakagawa

尾竹永子『福島に行く』撮影:William Johnston

Photo by William Johnston

『福島を運ぶ』

尾竹永子は、1976年からニューヨークを拠点にパフォーマンス・デュオ Eiko & Koma(エイコ&コマ)のひとりとして活動し、アメリカを中心に多くの国で高く評価されているアーティストです。2014年から開始したソロ活動でも注目を集めている彼女の「A Body in Places」プロジェクトが初めて日本で実現しました。東日本大震災から10年を経た東京の上野エリア(上野駅、東京文化会館、仲通商店街など)および旧博物館動物園駅と渋谷川暗渠の地下空間に尾竹が身を置き、福島のイメージを建築物や衣装に投影し、身体を重ねていく姿を追います。

『福島に行く』

写真家のウィリアム・ジョンストンとともに福島に行き、無観客パフォーマンスを行ない、撮影した25,000点以上におよぶ写真を尾竹永子自身が編集した映像作品です。2014年以降の福島の風景の変化のなかで踊る彼女の姿とともに、サンチアゴ(チリ)、ニューヨークのセントマークス教会やメトロポリタン美術館での写真展やパフォーマンスの様子なども収録され、現在までの「A Body in Fukushima」プロジェクトを概観することができます。

予告編

アーティスト

尾竹永子|Eiko Otake

1970年代の日本で土方巽と大野一雄、ドイツでマニア・シュミエル、オランダでルカス・ホーフィンクに学ぶ。1976年にニューヨークへ拠点を移し、「Eiko & Koma(エイコ&コマ)」として独自の身体表現を追求。ホイットニー美術館、MoMA、ウォーカー・アート・センター等で継続的に作品を発表。アジア人として初めてADFアワード(2004)、ダンス・マガジン・アワード(2006)を受賞、他多数。2014年から始めたソロの活動『A Body in Places』で新たな注目を集めている。




Credit

『福島を運ぶ』

出演

尾竹永子

撮影編集

NPO法人LAND FES

スチール撮影

中川達彦

映写されている映像:『福島に行く』

『福島に行く』

写真

ウィリアム・ジョンストン

編集

尾竹永子

音楽

デイヴィッド・ハリントン(クロノス・クァルテット)

作品の公開初日には、作品上映後に続けてインタビュー映像を配信します

尾竹永子 × 川口隆夫


4/25[日]19:30〜 尾竹永子『福島を映す』が配信されます